【個性のジレンマ】そこそこできる目立たない凡人が出世する社会
「私の○○は必ず御社のビジネスに役に立つことができます!!」
「学生での××の経験を生かし、新しいことに挑戦していきたいです!!」
面接でほぼ100%の就活生が言うセリフではないでしょうか。
(私ももちろん言いました 笑)
なぜかって??
そういう回答を企業が待っているからです。
しかし実際に入社してみるとそのギャップに驚き
仕事が続かない、モチベーションが上がらないなど様々な結果が生まれてしまいます。
なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか
軍隊を思わせるほぼ「絶対的」なルール
リクルートスーツに身にまとい、おでこを出して黒髪をセットオン、
女子は就活メイクアップ講座に通えば、どこにでもいる就活生が出来上がります。
「あなたの個性はなんですが?」「他人と比べて何が長けていますか?」
こんな質問をされて困る人も多いはずです。
今の日本の会社に「個性」は本当に求められているのでしょうか。
「異端」はすぐにチェックが入るのが現状だと私は感じてしまいます。
・留年
・中退
などと言ったキーワードに面接官は非常に敏感です。
たとえやむを得ない事情でそうなってしまった場合でも
人材的に非常に優れてる人でも
面接の15分間で人を判断しなくてはならないのです。
「就活」「面接」などと検索すると出てくるサイト
ほとんど同じことが書いてありませんか?
面接官に気に入られるために(悪い意味で目立たないように)
今の就活ルールが誕生してしまったのではないでしょうか。
目立たずそこそこの人が気に入られる日本社会
新人の仕事だから!
みんなやってきた仕事だから!
やりたいことがあるのにできないのは辛いですよね、、、
出世する最速な方法は
あまり目立たず、上司に気に入られてるように忖度する
実際これがほぼすべてでなないでしょうか。
もちろんタイミングや運も関係してきますが根本は変わりません。
自分で考え行動できる環境がいつでも準備されてる環境があって
初めて企業と個人の成長のチャンスが生まれるのではないかと私は思います。
個性を伸ばす為にも、基礎を徹底的に教えるのには賛成できますが
何もできないように※圧迫するのは少し違和感を感じます。
※ここでの意味
・要領通りじゃないから
・昔はこうだったから
・いいからやれ
などなど、、、
こうした環境のまま年を重ねてしまうと
何もできない大人(肝心な時に決断できない)になってしまうのでは
ないでしょうか。
優秀な人材は年々海外に進出しています。
実力主義な会社が多く、やりたいことも自由にできるからです。
日本企業も変わろうとしていますがかなり時間が必要なのは明白です。